Webサイト運用システムの構築、運用管理

テレビというメディアは、その特性上、ニュース、各地の気象情報、災害情報など様々な情報を一斉同報でリアルタイムに伝えることは得意ですが、情報を蓄積して見たいときにいつでも見られるようにすることができません。
このため、HTBのホームページに記事を掲載したり、ニュース等のコンテンツを切り出して動画サイトでアーカイブ視聴できるようにしています。また大きな事故や災害時にはインターネット上でライブ配信するなど、放送枠にとらわれず、一早くタイムリーに詳細な情報をお届けしています。
当社はこれらの各種メディアに情報をアップロードする仕組みを構築したり、支援ツールとしてCMS（Contents Management System）を自社開発しHTBに提供しています。

例えば報道向けのニュースCMSでは、ニュース原稿やニュースの動画ファイルをCMSに登録することで、ホームページやデータ放送、各種ニュースサイトや動画サイトなどに対して各メディア特性にあわせた掲載作業を自動化し、ワンストップサービスを実現しています。
またニュース以外でも、外部サーバーシステムから提供される気象情報データや選挙の開票速報データなどと連携して、ホームページやデータ放送に掲載・送出するシステムなどを開発・運用しています。

Webサイトの企画、制作

当社ではHTBのWebサイト（https://www.htb.co.jp）の制作・管理を担当しているほか、HTBで培った技術力をベースに、他企業や自治体関連のWebサイト制作も行っています。 また、顧客の要望に応じて、サーバー構築や各種CMSの導入支援、問い合わせ・応募フォームの提供、システム受注開発などを請け負っています。

テレビ局の関連会社として培った経験を生かして、番組、イベント、スポーツ、営業案件など、目的やご要望、納期に合わせて最適なWebサイトを提案し、提供しています。

データ放送のコンテンツ制作、運用支援

2006年の地上デジタル放送開始以来、HTBのデータ放送コンテンツの制作・運用支援を行っています。
開発にはBML（Broadcast Markup Language）というデータ放送専用のプログラミング言語を用いており、データ放送の表示に動きを与えたり、通信機能を使った双方向サービスなどを実現することができます。データ放送の表示動作はテレビ受信機メーカー毎に差異があるため、各メーカーのテレビを取り揃えたデータ放送用検証設備で入念な動作確認を行っています。このようにWebサイトとは異なるテレビならではの特殊なノウハウが必要になります。

次世代データ放送サービスのHybridcastコンテンツを制作し、HTBを通じて自治体向けの生活情報・防災情報の配信サービスを全国に先駆けて提供しています。ローカル局でHybridcastのノウハウを持っているところは少なく、当社の強みとなっています。

• 
  HTBデータ放送トップ画面
• 
  L字情報と連携した災害情報画面
• 
  医TVの番組連動画面

映像用DVD・Blu-ray Discの企画、制作

当社では、DVDやBlu-ray Discの制作において、様々な工程を通じて品質と完成度を追求し、視聴者に楽しんでもらえる作品づくりを心がけています。

制作現場から提供された映像や音声素材については、映像内のキズやノイズ、またテロップの誤字脱字や表記の統一、地名や人名の正確性など、細部にわたって品質チェックを行っていますが、時にはクイズのような豆知識が問われることもあります。

その後チェックした素材を組み合わせてディスクとしての動作を設定するオーサリングを行い、マスターディスクを作成。問題がなければプレス工程に進み、ディスクが量産されるという流れになっています。

関係各所との調整を行い、パートナー企業との円滑なコミュニケーションを図りながら、発売日まで確実にステップを踏んで制作を進めています。

HTBで発売されるほぼすべてのDVD・BDは上記のような工程を当社で担当しています。
また、番組系以外にもイベントや自治体向けのDVD制作なども行っています。

これまで当社が担当してきたDVD・Blu-ray Disc

・水曜どうでしょう
・ハナタレナックス
・おにぎりあたためますか
・ドラバラ鈴井の巣
・いばらのもり
・FFFFF（エフファイブ）
・チャンネルはそのまま！